本日はやぶきた茶というお茶についてお伝えしていきたいと思います。

名前くらいはどこかで聞いたことあるかなって方もいらっしゃるかと思いますが、このやぶきたという品種、日本で栽培されてる割合が90%を超えるほどメジャーな品種でお茶を飲んだことがある人ならおそらくすべての人がこのやぶきた品種を口にしていると思います。

そんなやぶきた茶ですが幕末の静岡に生まれ、農業経営者であり茶の研究科であった杉山彦三郎という人物が見つけたものです。

そのやぶきたは味もよく、良質なものであることから日本中に広がりを見せることとなります。

その品質は評価され、杉山彦三郎没後とはなりますが1945年に県の奨励品種となりその8年後となる1953年には農林水産省登録品種となりました。

これはやぶきたができてから実に45年後のことです。

その後は日本で煎茶といえばやぶきたというほどに成長し、現在では日本で登録されている品種の約8割はやぶきた品種です。

やぶきたの名前の由来とは

杉山彦三郎は自分の敷地内で新しい茶を栽培し研究を続けその中で自宅の竹藪(たけやぶ)の北側から選定された品種を「やぶきた」と命名。

ちなみにこの時竹藪の南にももう一つの茶を栽培していたそうだがそれを「やぶみなみ」と名付けていた。

やぶきたの特徴

やぶきたがここまで広がり好まれ飲まれていることから味はもちろんその他にも特徴はあります。

それは育てやすい、という特徴です。

やぶきたは寒さに強いため寒冷の被害を受けにくく育てやすいのです。

これは作物にとって大事なことで、例としてお米で「ササニシキ」という新種があります。味もおいしく愛される品種でしたが寒冷に弱いという点からか現在ではあまり見なくなりました。

寒さに強いというのは作物が育てるうえでとても重要なことなのです

こうしてやぶきたはおいしくて、育てやすい品種として愛されてきました。今後はやぶきたに勝るとも劣らない品種が誕生することも願います。